人間の認知能力に近い行動・情動推定システムの実現を念頭に,空間的特徴と時間的特徴を融合した手法を確立することを主な目的としている. 初年度では,3次元点群の特徴量マッチング手法や,オーディオデータと画像データを用いたマルチモーダル学習手法を提案し,ジャーナル論文を発表した.2年度目は特徴量の新たなマッチング手法の研究に取り組み,深層学習および転移学習を用いた新たな手法を提案し,ジャーナル論文として発表した.3年度目では,部分的に遮蔽頭部の検出に関するジャーナル論文を発表した.最終年度では,空間特徴量と時間特徴量の融合技術の検討を進め,国際会議において発表し,ジャーナル論文として執筆中である.
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