研究課題/領域番号 |
19K11692
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
高山 房子 岡山大学, 医歯薬学域, 准教授 (10236367)
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研究分担者 |
合葉 哲也 岡山大学, 医歯薬学域, 准教授 (00231754)
古田 和幸 岡山大学, 医歯薬学域, 准教授 (50644936)
檜垣 和孝 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (60284080)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | NAFLD/NASH / RNAメチル化 / インフラマソーム / エピジェネティクス / 酸化ストレス / 自己炎症 / 食習慣 / ミトコンドリア |
研究成果の概要 |
メタボリックシンドロームが根底の生活習慣病発症・増悪化に共通するエネルギー代謝の破綻と慢性炎症の誘発が、RNAメチル化修飾を介する可能性を、ヒトNASHリスクを上昇させる要因の再現飼養により発症させた脂肪性変性肝疾患 (脂肪肝を呈する病態, NAFLD/NASH) モデルで実証した。エピジェネティクスとは、DNAの塩基配列による遺伝情報は変化せず、遺伝子発現が制御される仕組みのことで、DNAやヒストンへの後天的な化学修飾が示されていた。本研究結果は、栄養ストレスによるRNAのメチル化修飾とALKBH発現の変化は栄養エネルギー代謝の破綻と慢性炎症を招く遺伝情報の翻訳変化をもたらす可能性を示す。
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自由記述の分野 |
健康機能解析
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高脂肪と高糖含有食の摂取習慣 (偏った食習慣) やカロリー過剰摂取習慣などの栄養ストレスとメタボリックシンドローム疾病の因果関係は広く受入れられている。 メタボリックシンドローム根底の生活習慣病発症・増悪化に共通するエネルギー代謝破綻と自己炎症に繋がるRNAメチル化修飾変化を、糖質・タンパク質・脂質の3大栄養素の代謝を担い手かつ栄養エネルギー代謝の司令塔臓器である肝臓の疾患NAFLD/NASH病態で明らかにできた本課題成果は学術的に新規性が高く、抗メタボリックシンドローム機能特性の新評価系の樹立や確たる治療薬のないNASH治療薬や技術の新提案に直結し、産業的かつ社会的に極めて有意義である。
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