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2023 年度 研究成果報告書

セキュリティレベルを更新可能とするアクセス構造を備えた最適秘密分散に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19K11835
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分60010:情報学基礎論関連
研究機関国立研究開発法人情報通信研究機構

研究代表者

吉田 真紀  国立研究開発法人情報通信研究機構, サイバーセキュリティ研究所, 主任研究員 (50335387)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード秘密分散 / 最適 / アクセス構造
研究成果の概要

従来研究における秘密分散のセキュリティレベルの定義と,暗号応用先の要件を元に,セキュリティレベルの更新を可能にするアクセス構造を備えた秘密分散の定義を検討した.従来の鍵管理を想定した定義では単調構造(モノトーン)だが,本研究では単調なアクセス構造以外も対象にすることで,鍵管理における多様かつ柔軟な被害の封じ込めを可能にし,暗号応用先の幅を広げた.そして従来および新たな暗号応用先における秘密分散の定義との互換性の確認し,重要特性(演算可能性・正しさ検証)と暗号応用に不可欠な特性の担保とシェアサイズの最小化が両立可能であることを明らかにした.

自由記述の分野

情報セキュリティ

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義は,暗号応用に不可欠な各種特性の担保とシェアサイズの最小化の達成である.社会的意義は,それにより秘密鍵を復元することなく分散したままで電子署名や秘密計算など処理が可能になり,秘密鍵が晒されるリスクを削減したことである.

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公開日: 2025-01-30  

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