代表的な高機能暗号プロトコルを機能とエンティティごとに分類しモデル化を行い、提案モデルを利用し要求を満たす組み合わせをリスト化して提供するなど簡便な方法で暗号技術の組み合わせ選択手法を実現した。また、Androidアプリケーションを対象に適用対象要素の抽出に向けて大規模な分析を行い、その結果Androidの公式APIだけでなくサードパーティ製APIの存在を確認し、それのサードパーティ製APIも解析可能なように分析手法を改良しより高精度かつ広範囲の分析方法とした。暗号適用支援技術としては基本的な暗号技術を対象に実際の開発環境上の拡張機能として実現し、実用性を確認し評価することに成功した。
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