申請研究では,Society 5.0を支えるエッジを実現するプライバシーを考慮したセキュアなデバイスを開発する。このセキュアなデバイスでは,プライバシーを保護するだけでなく,情報を秘匿するための暗号化やセキュアな認証システムを実現する。本研究の成果により,エッジからクラウドへのデータを転送する,また,クラウドでのデータの解析・加工後に,クラウドからエッジへのその加工したデータを転送するというSociety 5.0でのスキーム全体をセキュアに実行することが可能になる。このように申請研究で開発するプライバシーを考慮したセキュアなデバイスは,Society 5.0を支える基盤技術の1つを確立する。
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