空間曲線での折りを含む可展面の形状の設計支援を目指して主に以下の3つの課題に取り組んだ。(1)平面上に配置された折り目情報および形状生成に必要なパラメータ指定に基づいて折った後の立体形状を生成するシステムの開発、(2)変形過程をシミュレートし、折った後の立体形状を得るためのシステムの開発、および(3)対話的な操作で折り形状を操作する手法。いずれも、滑らかな曲面を平面四角形の集合に離散化することで行われている。これらの各種手法を通して、曲線折り形状を生成、操作、解析するための基盤づくりに貢献した。
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