研究課題
基盤研究(C)
先天性上肢形成不全児の欠損の状態は様々であり,それぞれの欠損の状態に合わせて提供できる電動義手はほとんど存在しない.そこで本研究では先天性上肢形成不全児のための小型軽量の電動義手の開発を行った.電動ハンド,電動肘,電動肩,ソケットをモジュール化し,距離センサを用いた操作システムと組み合わせることで,前腕欠損,上腕欠損,肩欠損のすべてに対応可能な電動義手を実現した.
福祉工学
本研究では,電動ハンド,電動肘,電動肩,ソケットをモジュール化し,距離センサを用いた操作システムと組み合わせることで,前腕欠損,上腕欠損,肩欠損のすべてに対応可能な電動義手を実現した.電動義手はユーザが使用できるレベルに達しており,これまで適当な電動義手の存在しなかった先天性上肢形成不全児(特に上腕欠損と肩欠損)に対して,新たな義手の選択肢を提供できる.