• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

児童英語教室会話における非言語コミュニケーションの役割

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K13261
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分02100:外国語教育関連
研究機関福井大学

研究代表者

渡邉 綾  福井大学, 語学センター, 講師 (10617955)

研究期間 (年度) 2020-02-01 – 2024-03-31
キーワード外国語教育 / 早期英語教育 / ジェスチャー / 非言語コミュニケーション / 教師会話 / 会話分析
研究成果の概要

本研究は、児童英語学習者と教師との教室でのやりとりを詳細に記述し、早期英語教育におけるジェスチャー等の非言語コミュニケーションの役割の理解を深めることを目的とした。日本人英語学習者の第二言語習得研究は、大学生や大人を対象としたものが多く、児童英語学習者の通う英語教室で使用される非言語コミュニケーションの活用に焦点が当てられた長期的研究は少ない。本研究では、会話分析とマルチモーダル分析を使って、児童英語学習者と教師の身体表現に着目して、実際のやりとりを分析した。その結果、教師による非言語資源は長期的に活用され、過去のやりとりを踏まえて学習者の言語能力によって変化することが分かった。

自由記述の分野

応用言語学、第二言語習得

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の社会的意義は、児童を対象とした外国語教室活動における非言語資源の実際の活用方法を明確にしたことで、教室会話の考察を深め、現場で応用することが可能となることである。身体の動きやジェスチャー、声の抑揚や繰り返し等の言語・非言語資源がどのように英語教師や児童英語学習者によって使用されているかを知ることで、英語教師による授業の振り返りや、英語教育成の際にも教室での身体の使い方を意識することの重要性についての示唆を与える。本研究の学術的意義は、マルチモーダル分析を使って教室会話分析を行い、参加者の視点から非言語資源の長期的活用とその変化を明らかにしたことである。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi