| 研究課題/領域番号 |
19K13927
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| 研究機関 | 甲南大学 |
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研究代表者 |
関 めぐみ 甲南大学, 文学部, 講師 (20793045)
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| 研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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| キーワード | 女子マネージャー / 学生スタッフ / フォーカス・グループ・インタビュー |
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| 研究実績の概要 |
本研究の目的は、女子マネージャーの活動内容（仕事）と意識についての「語り」をもとに、社会学研究の新しい方法論であるInstitutional Ethnography（IE）を用いて、女子マネージャー制度における制度的な性差別の存在と女子マネージャーがセクシュアル・ハラスメントを甘受しやすい要因について明らかにすることにある。
2021年度は、倫理審査を経て、５大学アメリカンフットボール部の学生スタッフ67名に協力していただき、16回のフォーカス・グループ・インタビュー（FGI）を実施した。学生スタッフとは、マネージャー、トレーナー、アナライジングスタッフ、チアリーダーなどを含めた総称である。zoomによるオンラインインタビューを基本とし、約１時間半ずつ実施した。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
想定以上に調査協力者が集まり、豊富なデータを得ることができた。
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| 今後の研究の推進方策 |
2022年度は最終年にあたるため、得られたデータを整理し、質的研究支援ソフトNVivoを用いてコーディングを行い、分析をすすめる。また、調査協力者に送付するための報告書を作成するとともに、年度内に開催される学会で成果発表を行う予定である。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
フォーカス・グループ・インタビューを２月から３月にかけて実施したため、一部の謝金の支払いおよびテープ起こし代が次年度の支払いとなった。書類が整い次第、処理を進める。
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