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2023 年度 研究成果報告書

腸内細菌叢から読み解く食習慣と睡眠覚醒パターンの相互作用機序

研究課題

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研究課題/領域番号 19K14023
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分08030:家政学および生活科学関連
研究機関国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構

研究代表者

小川 雪乃  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 食品研究部門, 主任研究員 (10624405)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード睡眠 / 覚醒 / 腸内細菌叢 / 代謝物質 / メタボローム / 腸内環境 / 食習慣
研究成果の概要

多忙な現代社会における食生活の乱れは、睡眠の不調やお腹の不調を招き、腸内細菌叢のバランスを乱してしまう。本研究は、脳機能の一つである睡眠が腸内細菌叢によって影響を受けること、睡眠状態が腸内細菌叢の組成に影響を及ぼすことを明らかにし、腸内細菌叢と睡眠が相互に関係していることを明らかにした。また、腸管内から睡眠への作用に寄与している可能性がある腸管内代謝物質を同定し、腸内細菌叢の組成によって睡眠に生じる影響が変化することを示した。

自由記述の分野

睡眠科学、生理学、生活科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果により、腸内環境の改善によって睡眠改善へとアプローチできる可能性が示された。今後さらなる解析を進めることで、現代人の大きな課題である食と睡眠、これらの相互関係について、有益な知見が蓄積されていくことと期待される。同時に、実際の食品を用いた睡眠研究へと展開することで、日々の食から腸内細菌叢を介して睡眠改善への科学的アプローチが可能である。

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公開日: 2025-01-30  

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