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2021 年度 実施状況報告書

介護現場リーダーの越境的学習に基づく職場学習の実証研究-混合研究法に基づく分析-

研究課題

研究課題/領域番号 19K14071
研究機関高知県立大学

研究代表者

河内 康文  高知県立大学, 社会福祉学部, 准教授 (20723448)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード介護現場リーダー / 越境的学習 / 職場学習 / 介護人材の育成
研究実績の概要

本研究は,職場を越境した学びと,その学びに関連した職場内での経験学習の循環を越境的学習として捉え,介護現場リーダーの越境的学習が職場での学習にどのような影響与えているのかを明らかにすることを目的としている。対象は,介護現場でのマネジメントの中核を担う介護現場リーダーである。
2021年度は,429名の介護従事者を対象にWeb調査を実施し,因子分析と共分散構造分析の結果をまとめた。結果として介護従事者の成長実感は,①職場外・職場内のどちらの学習会にも参加したことがある群で高い傾向が見られた。①では,組織コミットメントも高い傾向にある。
以上の得られた知見を学会発表し,ディスカッションした内容を踏まえて論文として投稿した。現在,査読を終え,次年度に掲載許可が得られている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

個別面接調査を1施設実施した直後に新型コロナ禍の影響を受け,中断を余儀なくされている。

今後の研究の推進方策

1.10名程度の介護施設管理者と介護現場リーダーを対象に個別面接調査を実施し,質的分析を行う。
2.量的調査の結果と個別面接調査をまとめて,本研究の知見を論文としてまとめ提示する。

次年度使用額が生じた理由

予定していた個別面接調査が中止となり,旅費等が当初より減少した。次年度は,中止していた調査を遂行していく。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022 2021

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 中国四国地域の高齢者介護施設における福祉人材定着のための多面的な運営管理の研究2022

    • 著者名/発表者名
      河内康文
    • 学会等名
      日本社会福祉学会
  • [学会発表] 新型コロナ禍における介護従事者の職場内研修と成長実感2021

    • 著者名/発表者名
      河内康文
    • 学会等名
      日本社会福祉学会中国・四国部会

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公開日: 2022-12-28  

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