研究課題/領域番号 |
19K14447
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
竹市 峻 浜松医科大学, 医学部附属病院, 臨床心理士 (00838237)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 自閉スペクトラム症 / 認知行動療法 / 反芻思考 / 脳画像解析 |
研究成果の概要 |
本研究では、抑うつ症状を併存する成人自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder:ASD)当事者を対象に、反芻思考に焦点づけた認知行動療法(Rumination-focused Cognitive Behavioral Therapy:RFCBT)の治療効果を検討すること、治療効果評価に脳画像解析を応用することでASD当事者における抑うつ症状発現とその回復の脳内メカニズムを検討することを目的として、資料の作成および予備的な無作為化比較試験のプロトコルを作成し実行した。作成したプロトコルに従って30名まで参加者をリクルートして完了させ、その時点の結果で解析する予定である。
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自由記述の分野 |
臨床心理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
成人自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder:ASD)当事者に併存する抑うつ症状に対する有用な認知行動療法が確立されていない現状で、実証的な基礎研究の知見に基づいた理論的枠組みを有する反芻思考に焦点づけた認知行動療法(Rumination-focused Cognitive Behavioral Therapy:RFCBT)の治療効果を臨床症状および脳活動のレベルで評価可能な予備的な無作為化比較試験のプロトコルを作成し実行した。ASD当事者に対する治療効果を科学的に検討でき、科学的エビデンスに裏付けされた有用なCBTの確立に寄与することが期待される。
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