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2022 年度 研究成果報告書

ファイバーワイズA無限大構造の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19K14535
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分11020:幾何学関連
研究機関九州大学

研究代表者

蔦谷 充伸  九州大学, 数理学研究院, 准教授 (80711994)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードホモトピー論 / ファイバーワイズホモトピー論 / A無限大空間 / crossed module
研究成果の概要

この研究課題の最大の成果は高次ホモトピー正規性に関する理論をファイバーワイズA無限大構造を用いて構築したことである.今回得られた理論で古典的なファイバーワイズホモトピー論の技術を用いて,準同型が高次ホモトピー正規性を持つかどうか調べることができるようになった.実際,包含写像SU(m) -> SU(n)のp-局所的なホモトピー正規性をいくつかの場合に決定した.
共同研究でZとZ^2上一様Roe代数のユニタリ群のホモトピー型を決定することもできた.

自由記述の分野

代数的位相幾何学

研究成果の学術的意義や社会的意義

高次ホモトピー正規性はこれまでにも研究されてきたが,「本質的に高次の」ホモトピー正規性の理論は得られていなかった.得られた理論では古典的なファイバーワイズホモトピー論の技術を用いて,準同型が高次ホモトピー正規性を持つかどうか調べられる点が強みである.実際,包含写像SU(m) -> SU(n)のp-局所的なホモトピー正規性をいくつかの場合に決定した.このように扱いやすさも実証できており,今後の発展が期待できる.
一様Roe代数のユニタリ群は巨大なホモトピー群を持つ(一様Roe代数のK群と一致)ため難解であるが,実際にホモトピー型を調べる手法を与えた.距離を考慮したトポロジーへの応用も期待できる.

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公開日: 2024-01-30  

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