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2022 年度 研究成果報告書

高次元における非線形分散型方程式の解の漸近挙動の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19K14578
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分12020:数理解析学関連
研究機関岡山理科大学

研究代表者

瓜屋 航太  岡山理科大学, 理学部, 講師 (10779474)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード分散型方程式 / 漸近挙動 / 散乱理論
研究成果の概要

べき乗型の非線形シュレディンガー方程式の一般化として,非斉次非線形シュレディンガー方程式の終値問題の研究を行った.副産物として,空間3次元以上における逆2乗べき型ポテンシャルを持つ非斉次非線形シュレディンガー方程式の解の漸近挙動を得た.
また,空間1次元において3次の非線形クライン-ゴルドン方程式系・非線形シュレディンガー方程式系,非局所非線形シュレディンガー方程式,微分形4階シュレディンガー方程式,星型グラフ上の非線形シュレディンガー方程式の解の漸近挙動についても研究を行った.

自由記述の分野

偏微分方程式論

研究成果の学術的意義や社会的意義

非斉次非線形シュレディンガー方程式の解の漸近挙動の研究により,高次元における非線形分散型方程式の解の漸近挙動が得られる一つのモデルを与えることができた.特殊な例かもしれないが,高次元の解の漸近挙動を解明するための端緒となることが期待される.また,1次元3次の非線形クライン-ゴルドン方程式系や非線形シュレディンガー方程式系の解の漸近挙動の分類は類似の構造を持つ非線形偏微分方程式系の様々な研究に応用が可能なものである.

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公開日: 2024-01-30  

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