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2021 年度 研究成果報告書

革新的空間分解能を有する非破壊検査用フレキシブル磁気光学センサの創成

研究課題

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研究課題/領域番号 19K14851
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分18010:材料力学および機械材料関連
研究機関鈴鹿工業高等専門学校

研究代表者

橋本 良介  鈴鹿工業高等専門学校, その他部局等, 講師 (80783216)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード磁気光学効果 / 強磁性材料 / 非破壊検査
研究成果の概要

本研究は、申請者が新たに開発した塗布技術を用いてフレキシブルに湾曲する磁気光学センサを作製し、その光学特性や磁気特性を定量的に明らかにすることを目的とした。センサの材料として、はじめに、イットリウム鉄ガーネットを用いて、本技術によってフレキシブル磁気光学センサが作製可能であることに加えて、定量的な光学特性を明らかにした。次に光学特性改善のために鉄をアルミニウムに完全に置き換えてセンサを作製し、光学特性が改善できることを示した。さらに、鉄とアルミニウムのハイブリッド材料を開発し、光学特性と磁気光学効果の大きさを両立したセンサを作製し、定量的な物理特性を明らかにした。

自由記述の分野

電気・電子材料

研究成果の学術的意義や社会的意義

磁気光学効果を用いたイメージング法による非破壊試験は、高速かつ容易にマイクロメートルオーダの革新的な空間分解能の欠陥画像を得ることが可能である。本研究では、材料組成を適切に設計することで、スピンコート法によりフレキシブルに湾曲する基板上に磁気光学材料が成膜可能であることを示し、定量的な物理特性を明らかにした。将来的には、非破壊試験の高精度化、高効率化を実現し、安心・安全な社会づくりに貢献できると期待される。

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公開日: 2023-01-30  

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