係留ライン模型試験の物理的制限影響を回避するためにラインの任意点にアクチュエータを設置して同点の変位を再現するアクティブ法に焦点を当て、その適用限界を調査することを目的とした。鉛直形状の係留ラインを対象として、全体を再現したFull-lengthモデルとリアルタイムハイブリッドシミュレーションを用いて任意のCut点から上方の一部分を再現したTruncatedモデルを用いて1自由度の強制加振試験を実施し、上端張力振幅やCut点の振幅等について比較した。同試験では複数の加振条件やCut点の位置を変更しながら実施した。 研究結果として鉛直形状ラインを対象としたアクティブ法の適用限界等について把握した。
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