研究課題
若手研究
本研究課題においてはリン脂質からなる動的フォトニック結晶を作成し、リン脂質膜の相転移を利用した高感度の構造色変化を利用したセンサーの開発を目的 とした。リン脂質膜フォトニック結晶における作成法の最適化、および刺激応答性に関する基本的な性質を評価を行った。また、動的フォトニック結晶のウェアラブルセンサーとしての応用を視野に入れ、生体親和性に関して評価した。
バイオマテリアル
本研究結果は市販で購入可能なリン脂質からなる高感度フォトニック結晶の作成に成功しており、実用性、および生体親和性が極めて高い材料を実現することができた。また、標的に応じて受容体分子を変化させることで、様々な標的に対する高感度センサーを作成することができるため、汎用性が高いセンサー材料である。