炭化ケイ素(SiC)は、軽量かつ高硬度で優れた熱的安定性を有する代表的な構造セラミックスである。しかし、SiCは難焼結材料であるため、一般的にSiC部材は、反応焼結(RS-SiC)を用いて製造される。一方、近年においてレーザーを用いた高付加価値造形技術の開発が進められている。しかし、レーザーを用いたSiCの反応焼結技術の開発に関する研究例は少なく、部材製造技術は確立していない。そこで本研究では、レーザーを用いたSIC反応焼結技術の開発を行った。またダイヤモンドを母結晶にした時のダイヤモンドとRSSiCの複合材料を作製し、熱物性を評価した。
|