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2020 年度 研究成果報告書

生体高分子を標的としたテラヘルツ波照射による細胞機能制御

研究課題

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研究課題/領域番号 19K15812
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分38060:応用分子細胞生物学関連
研究機関国立研究開発法人理化学研究所

研究代表者

山崎 祥他  国立研究開発法人理化学研究所, 光量子工学研究センター, 基礎科学特別研究員 (50798345)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2021-03-31
キーワードテラヘルツ / アクチン / 光制御 / 細胞機能制御 / 生体高分子
研究成果の概要

本研究では、高強度テラヘルツ(THz)光の照射により生体高分子であるアクチン繊維の構造操作に成功した。THz光はその周波数が高分子の分子間結合に相当するため、高強度照射により高分子の高次構造変換を誘起できると考えられているが、これまで生体内に存在する高分子への影響は明らかになっていない。本研究はTHz光によるアクチン繊維の構造操作を介した細胞機能制御の可能性を示した。

自由記述の分野

分子生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年、様々な研究分野でTHz周波数帯の光が利用され始めている。しかし、THz光照射による細胞影響や機能制御を目的とした研究は行われていない。本研究で明らかにしたTHz光による生体高分子の操作は、将来的な光による細胞機能制御に繋がることが期待される。

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公開日: 2022-01-27  

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