研究課題/領域番号 |
19K15946
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分41040:農業環境工学および農業情報工学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
野下 浩司 九州大学, 理学研究院, 助教 (10758494)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 植物フェノタイピング / 数理モデル / 形態測定学 / 画像解析 |
研究成果の概要 |
植物地上部の3次元形態データセットの作成に取り組んだ.複数台のデジタルカメラによる写真測量スタジオを利用した多視点画像の取得,得られた多視点画像に対するアノテーションデータの作成,多視点画像を利用した3次元再構築,再構築された点群データの解析による表現型値の推定,従来計測が困難であった性質の評価手法の開発を実施した.その結果,特にダイズの主に葉に関連した形質について植物3次元形態データセットを作成できた.また,新たな数理モデルベースの計測手法やモデルの開発に活用し,その有用性を示すことができた.
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自由記述の分野 |
数理生物学,形態測定学,農業情報学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
植物地上部の3次元形態データセットの作成に取り組んだ.これにより,新規に開発する計測方法の評価や機械学習モデルの訓練データとしての活用が見込める.また,従来計測が困難であった性質の評価手法の開発にもつながった.すなわち,詳細な計測データ,アノテーションデータ,形質データを組み合わせたデータセットを作成することで,新規に提案される計測手法の有用性を検証できる基盤の構築や新しい手法の開発の支援をおこなうことが可能になると考えられる.
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