研究課題
若手研究
本研究では、新しいオートラジオグラフィー技術を開発した。この技術を用いることで、イメージングプレートと試料との間が離れていても、試料中のRI分布をIPに投影することができる。この新しい技術を検証するために、オートラジオグラフィー実験が行われた。オートラジオグラフの結果、IPと試料の距離が30mmと離れていても、試料中のRI分布をIPに投影できることが確認された。
RIイメージング
本研究は、多くの分野で広く利用されているオートラジオグラフィにおいて、イメージングプレート(IP)と試料との間に距離がある場合でも、そのRI(放射性同位元素)分布像を取得できるようにすることを目的としている。本研究の結果から、強度の強い磁場が必要とはなるが、IPと密着できないような試料でも、本技術を用いればRI分布の調査が可能であることが示唆され、様々な応用利用が期待される。