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2021 年度 研究成果報告書

PDIファミリー酵素が触媒する新生鎖の酸化的フォールディング機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19K16092
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分43040:生物物理学関連
研究機関関西学院大学

研究代表者

金村 進吾  関西学院大学, 理学部, 助教 (50803178)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード小胞体 / ジスルフィド結合 / 酸化的フォールディング / 新生鎖 / PDIファミリー
研究成果の概要

タンパク質の機能発現に必須の酸化的フォールディングは、PDIファミリー酵素によって触媒される。本研究によって、タンパク質の二次構造がフォールディングにおける天然型のジスルフィド結合形成を促進させていることを明らかにした。さらに、PDIファミリー酵素ERp57, P5、PDI酸化酵素GPx7/8の構造機能相関を明らかにした。このように、PDIファミリー酵素が関与する小胞体内タンパク質品質管理ネットワークの一端を解明した。

自由記述の分野

生化学、構造生物学、生物物理学、タンパク質科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

酸化的フォールディングの制御破綻は、アルツハイマー症、筋萎縮性側索硬化症をはじめとした神経変性疾患、糖尿病などの原因として知られている。本研究において、新生鎖の酸化的フォールディング機構及びPDIファミリー酵素による触媒機構を明らかにした。本研究成果は、タンパク質品質管理機構だけでなく神経変性疾患などの発症機構の解明にも繋がり、医学分野への貢献も大いに期待できる。

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公開日: 2023-01-30  

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