• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

特殊なユビキチン化を誘導する小分子の創製

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K16326
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分47010:薬系化学および創薬科学関連
研究機関東北大学

研究代表者

友重 秀介  東北大学, 生命科学研究科, 助教 (50822524)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード疎水性タグ / mHtt
研究成果の概要

翻訳後修飾の一つであるユビキチン化は、その修飾様式に多様性があることが知られている。本研究では、これまで着目されていたものとは異なる特殊なユビキチン化を誘導する化合物の創製を目指した。疎水性構造をタンパク質表面に提示する化合物を創製したところ、この化合物はmHttタンパク質をユビキチン-プロテアソーム系依存的に分解誘導した。本研究成果は国際学会で発表し、国際的学術誌に掲載された。

自由記述の分野

創薬化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で得られた化合物は通常のユビキチン化経路とは異なる経路でユビキチン化を誘導しタンパク質を分解するため、特殊なユビキチン化を誘導している可能性が考えられる。本化合物についてさらなる解析が必要だが、特殊なユビキチン化に関する研究を支援するケミカルツールになりうる。
また、化合物によって減少したmHttは神経変性疾患の原因となるタンパク質であり。この化合物は脳移行性も示したことから、神経変性疾患の新規治療戦略の提案につながった。

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi