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2022 年度 研究成果報告書

神経炎症に起因する統合失調症霊長類モデルの妥当性評価および画像マーカーの確立

研究課題

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研究課題/領域番号 19K16896
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分51020:認知脳科学関連
研究機関京都大学

研究代表者

鴻池 菜保  京都大学, ヒト行動進化研究センター, 特定助教 (80645169)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード霊長類 / 脳波 / 聴性定常反応 / 統合失調症 / 動物モデル
研究成果の概要

胎生期から生後早期にかけての神経炎症が、発達障害や統合失調症など精神神経疾患を引き起こす要因になっているのではないかと近年考えられるようになってきている。我々の研究室では新生児期に神経炎症を誘発する方法により、非ヒト霊長類において神経炎症仮説に基づく疾患モデルを作出してきた。本研究ではこれまでに、これら疾患モデルのアカゲザル、コモンマーモセットにおいて行動評価および非侵襲脳波計測を継続してきた。そのなかで、疾患モデル個体では統合失調症患者と似た脳波異常を呈することを明らかにした。

自由記述の分野

認知神経科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

精神疾患、とくに統合失調症や発達障害の霊長類モデルは開発途上にある。現在、作出している霊長類モデルの妥当性および有用性が確認されれば、統合失調症や発達障害の病態解明や新しい治療法の開発につながる可能性がある。

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公開日: 2024-01-30  

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