全身性Abcd1ノックアウトマウス(ヘミ接合性)と、野生型マウスでは生存率が異なることを示すことができた。さらに、ABCD1全身性ノックアウトマウスと、PEX5遺伝子をCre-loxP systemを用いてオリゴデンドロサイトにおいてノックアウトしたPEX5 コンディショナルノックアウトマウスを掛け合わせたマウス (PEX5flox/flox*CNP-Cre/WT*ABCD1-/Y)の作成を行い、PEX5 コンディショナルノックアウトマウスと比較して、表現型に違いがないかを検討している。各マウスにおいて血漿スフィンゴミエリン中の極長鎖脂肪酸の上昇の確認を行った。
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