放射線治療領域において体表モニターを用いて体表位置から体内位置を予測するアルゴリズムの開発に着手した。成果として、Deformable image registration(DIR)を用いて体表面移動のベクトルマップを算出し、体内移動と体表移動を関連付ける手法を開発することに成功した。また、実際の治療中の予測に用いる体表モニター自体の精度検証を実施し、臨床使用に十分な精度を有することも明らかにした。さらに、開発した予測アルゴリズムを検証するための複数の駆動系を有する動体プラットフォームの開発にも着手した。
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