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2023 年度 研究成果報告書

高分解能3D CESTイメージングによるmulti-pool解析の開発と臨床応用

研究課題

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研究課題/領域番号 19K17145
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52040:放射線科学関連
研究機関九州大学

研究代表者

和田 達弘  九州大学, 大学病院, 診療放射線技師 (60444832)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード磁気共鳴医学
研究成果の概要

本研究は,CESTイメージングに高速撮像技術である圧縮センシングを併用した高速3D CESTイメージング法を確立し,脳腫瘍患者へ臨床応用することを目的とした.
自作ファントムおよび脳腫瘍患者において,圧縮センシング併用3D CESTイメージングは従来の2D CESTイメージングと同等の画質を取得することが可能であった.また,神経膠腫の悪精度評価においても従来の2D CESTイメージングと同等であることが証明された.さらに,multi-pool解析を応用することにより,3DのAPTイメージング,NOEイメージング,MTRイメージングを取得することができた.

自由記述の分野

放射線技術学

研究成果の学術的意義や社会的意義

神経膠腫において最も悪性の膠芽腫は全般的に不良である。その原因として、悪性度の高い部分を取り残してしまうことがあげられる。従来の2D CESTイメージングは1断面のみの画像取得という問題があった.
本研究で開発した3D CESTイメージングは,腫瘍全体を含めることが可能である.また,神経膠腫のCESTイメージングの信号強度は,撮像断面により変化することが本研究にて明らかになった.3D CESTイメージングを用いることで,神経膠腫の悪性度診断の精度向上が期待される.

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公開日: 2025-01-30  

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