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2021 年度 研究成果報告書

内視鏡と人工知能の融合による大腸ポリープおよび癌の自動検出システム

研究課題

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研究課題/領域番号 19K17504
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53010:消化器内科学関連
研究機関昭和大学

研究代表者

三澤 将史  昭和大学, 医学部, 講師 (90459206)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード人工知能 / 大腸癌 / 大腸ポリープ / 大腸内視鏡
研究成果の概要

大腸内視鏡検査において、腫瘍性病変の見逃しを防ぐことは喫緊の課題である。今回我々は人工知能(AI)を活用し、内視鏡医の病変検出を支援するソフトウェアを構築・実臨床での検証を行った。構築したソフトウェアはリアルタイムで動作し、内視鏡画像上にポリープが出現した場合に音とポリープ位置を四角形で示すことで、病変の検出を促す。本ソフトウェアを使用した群、使用していない群の2群に分けたところ、使用群で腫瘍性ポリープの発見率が高いことが分かった。この結果に基づくと、AIを使用する検査を受けた場合に、将来癌化するリスクを低減できることが示唆された。

自由記述の分野

消化器内科

研究成果の学術的意義や社会的意義

現時点では大腸内視鏡検査1回あたり、約25%程度の腫瘍性ポリープが見逃されていることが指摘されている。また大腸癌検診目的に大腸内視鏡検査を受けた数年後に発見される大腸癌の約60%がこのような見逃しに起因している。本研究成果のAIソフトウェアを使用することによって、見逃しを減らし結果的に大腸癌のり患リスクを低減できることが期待されている。

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公開日: 2023-01-30  

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