• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 研究成果報告書

掌蹠膿疱症の病態におけるマイクロバイオームの役割とアプレミラストの作用機序の解析

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K17788
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53050:皮膚科学関連
研究機関愛知医科大学

研究代表者

高間 寛之  愛知医科大学, 医学部, 講師 (80780965)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2021-03-31
キーワード掌蹠膿疱症
研究成果の概要

掌蹠膿疱症患者におけるアプレミラスト内服療法の効果を、臨床症例の集積データ解析を行う事により、明確にした。PPPASI(平均±SD:治療前、13.4±9.5 vs.治療後、5.1±5.6; P = 0.013)および直径> 1 mmの膿疱の数(3.9±3.9 vs.1.3±1.9; P = 0.029)は2週間で大幅な改善が見られた。有害事象として、60.0%の患者で下痢が見られた。このデータはいわゆるPilot studyであり、今後のデータの集積が待たれる。以上をInternationa journal of dermatologyに投稿、掲載された。

自由記述の分野

皮膚科

研究成果の学術的意義や社会的意義

アプレミラスト内服療法は、掌蹠膿疱症患者の新たな治療方法となる可能性がある。我々の研究は、アプレミラストが、明らかな膿疱や鎖骨胸肋関節痛を有する日本人のPPP患者の皮膚症状および関節痛を効果的に治療できることを示した。RCTではない事とサンプルサイズが小さいため、PPPの治療に対するアプレミラストの有効性を検証するために、より多くの患者を対象としたプラセボ対照臨床試験が必要である。

URL: 

公開日: 2022-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi