掌蹠膿疱症患者におけるアプレミラスト内服療法の効果を、臨床症例の集積データ解析を行う事により、明確にした。PPPASI(平均±SD:治療前、13.4±9.5 vs.治療後、5.1±5.6; P = 0.013)および直径> 1 mmの膿疱の数(3.9±3.9 vs.1.3±1.9; P = 0.029)は2週間で大幅な改善が見られた。有害事象として、60.0%の患者で下痢が見られた。このデータはいわゆるPilot studyであり、今後のデータの集積が待たれる。以上をInternationa journal of dermatologyに投稿、掲載された。
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