本研究では、新規の肺炎発症マウスモデル確立をめざすため、8週齢のC57BL/6Jマウスを用いて経鼻的に3-5日で肺炎を自然発症しうるモデルの作製を進めている。さらに、トランスミッションの解析に必要なモデルマウスの確立も同時に進めており、仔マウスを用いたトランスミッションの再現に成功している。このモデルを用いて新規ワクチンの効果評価を行う予定である。また、本研究課題に直接関連する肺炎球菌のトランスミッションについてのレビューをFrontiers in Cellular and Infection Microbiologyに発表している。本レビューには科学研究費助成事業による助成を明記している。
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