研究課題
若手研究
サルコメア関連蛋白質(Fhod3、cMYBP-C、β-MHC、actin)、心不全・心肥大関連シグナル因子(ANP、BNP、Ark、Akt)、核移行関連因子(SRF、MRTF)、Ca handling関連因子(Serca2、Phospholamban)、ミトコンドリア代謝関連因子(TFAM)、線維化関連マーカー(Periostin、Collagen)について、免疫染色、蛋白質定量評価、mRNA定量評価を行った。各因子について個体間・異時的な差異に臨床データとの相関関係を見出すに至らなかった。
心不全
本研究では、分子生物学的視点から、補助人工心臓治療の治療効果を判定するための有用な知見は得られなかった。より多くの症例数での解析で、新たな結果を導くことがきるかもしれない。今後も心筋細胞レベルで心不全治療の効果を判定する試みは重要であると考える。