研究課題
若手研究
術後感染性合併症は、入院期間の延長や医療費の増大・死亡率の上昇に寄与するため、早期診断・治療の重要性は高いです。新しい感染症バイオマーカーであるプレセプシンの、下部消化管手術後の推移及び感染症の早期診断における有効性を明らかにする研究を行いました。結果として、C反応性蛋白(CRP)とプロカルシトニンに術後1日目から上昇変化がみられたことに対し、プレセプシンは感染性合併症が発症してから上昇が確認されることがわかりました。
麻酔科学
術後感染性合併症は、入院期間の延長や医療費の増大・死亡率の上昇に寄与するため、早期診断・治療の重要性は高いです。今回我々は、新しい感染症バイオマーカーであるプレセプシンの、下部消化管手術後の推移及び感染症の早期診断における有効性を明らかにする研究を行い、結果としてC反応性蛋白(CRP)とプロカルシトニンに術後1日目から上昇変化がみられたことに対し、プレセプシンは感染性合併症が発症してから上昇する傾向があることがわかり、以上より術後感染性合併症の診断に有用である可能性を確認しました。