SDラットに対して、80分の一過性中大脳動脈閉塞モデルを作成した。24時間後に経動脈的に脂肪細胞由来幹細胞(ADSC)、またはPBSを投与した。ラットはlow dose群とhigh dose群、コントロール群の3群にわけて評価した。投与後からmodified Neurological Severrity Score(mNSS)や体重測定を行い機能回復を評価し、投与後28日後に脳組織を採取した。Cresyl Violet染色を行い脳梗塞巣の面積を評価した。 コントロール群と細胞投与群では細胞投与群の方が有意に機能回復が認められた。脳梗塞巣も細胞投与群で有意に脳梗塞巣の縮小がみられた。
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