2型糖尿病モデルラットであるZDFラット(fa/fa)、糖尿病を発症しない肥満モデルラットであるZucker Fattyラット(fa/fa)、そのコントロールであるZucker Fattyラット(+/+)の3群間(約6か月齢)で、後縦靭帯内の終末糖化産物 Advanced Glycation End products (AGEs; MGとCML)の比較をELISAによる定量および組織学的評価で行なった。ELISAでは、MGおよびCMLのいずれにおいてもZDFラットで有意な増加は認めなかった。組織学的評価においても、同様にZDFラットにおいて他種ラットに比し有意に強く染色されることはなかった。
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