1.妊婦血漿から超遠心法でエクソソームを抽出した。CD9が新たな血漿由来エクソソームマーカーになることを見いだし、妊娠高血圧腎症では血漿エクソソーム量が増加した。 2.妊娠糖尿病を発症した例とコントロール5症例の血漿から、サイトカインアレイを施行し、両群間に発現差のみられたサイトカインのうちCXCL5に注目し、CXCL5値をELISA測定(380例)したが、両群間で有意差はみられなかった。 3.妊娠高血圧症候群においてβ-hydroxybutyrate(BHB)は、NLRP3インフラマソームの活性化を抑制し、妊娠高血圧症候群や早産の病勢を抑制できる可能性を絨毛細胞株で示した。
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