研究成果の概要 |
卵巣明細胞癌を10%の充実部を有するまたは線維芽細胞の増生を伴い浸潤する33症例をHigh grade とし、それ以外の93症例をLow gradeの2つに分類した。High Gradeは、無増悪生存期間(ハザード比3.02, p<0.01) 及び全生存期間(ハザード比4.61, p<0.01)の予後不良因子であった。 平均遺伝子変異量は、High grade群(9例)は29.2 Mutation/MbでLow grade群(6例)で4.18 Mutation/Mbであった。ARIAD1AやPIK3CAのmutationを含むいずれの遺伝子変化もGrading systemとの関連はなかった。
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