咬合違和感患者の原因を分類することを目的とし、定量的感覚検(Quantitative Sensory Testing:QST)を用いて咬合違和感を訴える患者の違和感のある部位の歯肉の感覚機能を健常者と比較した。また、精神健康調査(General Health Questionnaire:GHQ)を用いた心理社会的因子を咬合違和感を有する患者と健常者で比較した。 研究においては、咬合違和感を訴えるの患者には心理社会的因子が関与する可能性が示唆された。また、咬合違和感を訴える患者の歯肉における感覚機能には健常者と有意差を認めなかったため、関与を認めない可能性が示唆された。
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