研究課題/領域番号 |
19K19448
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
姜 英 産業医科大学, 産業生態科学研究所, 講師 (70637595)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 加熱式タバコ / 紙巻タバコ / 喫煙率 / 禁煙治療 / 禁煙指導 / 禁煙外来 |
研究成果の概要 |
本研究は某事業場の職員を対象とし、加熱式タバコに対する意識、紙巻タバコと加熱式タバコの使用状況を調べた。全体の約25%は加熱式タバコについて誤った認識を持っていることが分かった。加熱式タバコと紙巻タバコの使用状況について、紙巻タバコの使用者が減少した一方、加熱式タバコの使用者が増加したことが分かった。さらに、加熱式タバコの使用者の約半数は紙巻タバコを併用していることが分かった。 職場における喫煙対策において、加熱式タバコの正しい知識を提供し、加熱式タバコと紙巻タバコの使用状況や禁煙企図のステージに合わせて、禁煙方法を推奨する必要がある。
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自由記述の分野 |
疫学・予防医学、衛生学・公衆衛生学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
加熱式タバコは現在日本、イタリア、スイスなど41ヵ国で販売されているが、日本の販売量は世界の総販売量の98%を占めている。つまり、加熱式タバコに関する調査は日本でしか行うことができない独自な研究である。 勤労世代における加熱式タバコの使用者の実態を明らかにしたことで、職域における加熱式タバコ使用者への適切な対応を行い、各企業産業だけではなく、今後、海外でも蔓延することが予測される諸外国の保健医療に携わる者に対する教科書的な成果が得られることが期待される。最終的に加熱式タバコだけでなく紙巻きタバコも含むタバコ製品の使用者を大幅に削減することにつながる研究である。
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