研究課題
若手研究
本研究では、口腔粘膜細胞から抽出したDNAのメチル化率を一塩基伸長反応を用いて測定することで、平均絶対偏差(MAD)=4.88歳の精度を有する日本人集団の法医学的年齢推定式を算出した。また、Primerに人工核酸LNAを導入することで感度を高めることに成功し、より高感度な年齢推定法を開発することができた。
法医学
本研究成果は、微量な試料からのDNAメチル化率に基づく年齢推定法として法医実務へ利用可能である。また、次世代シーケンサーやパイロシーケンサーを必要とせず、コストパフォーマンスに優れた方法でありその有用性は高い。