本研究においては、1.多様な雇用形態循環モデルを導入し検証する、2.検証のための尺度開発という二つの課題であった。 1.研究協力依頼は、研究期間はコロナ禍、病院ではコロナ患者対応をはじめ、未曾有の事態となり、研究課題である多様な雇用形態モデルを導入することには苦渋し、研究を断念せざるを得ない結果となった。2.多様な雇用形態を導入している民間中小病院の看護職員の協働意識調査票を検討してきた。一般病棟で勤務するフルタイム勤務看護師の短時間勤務看護師との協働意識尺度(南谷、2016)を基に、夜勤について、役割分担について、上司の承認についての項目を追加した質問紙調査票を作成した。
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