研究課題/領域番号 |
19K19567
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 中京学院大学 (2023) 愛知県立大学 (2019-2022) |
研究代表者 |
吉田 彩 中京学院大学, 看護学部, 講師 (10440249)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | がん / 在宅 / 家族 / 看取り / 対処 / 訪問看護 / プログラム開発 |
研究成果の概要 |
本研究は在宅がん患者の家族の介護への適度なコミットメントと看取り期の変化への対処を支援する看護援助プログラムを作成し有効性を評価することを目的とした。 看護援助記録用紙と運用手順書からなる看護援助プログラムを、専門家会議と訪問看護師とのグループディスカッションにより修正した。プログラムを試用後、プログラム試用に関わった看護師と共に看取りの過程を複線径路・等至性モデルを用いて分析した。家族の対処に影響した要因の中の看護援助に着目し、看護援助記録用紙が示す看護援助内容を修正した。
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自由記述の分野 |
在宅緩和ケア
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国内外の研究動向としてがん患者の家族への支援に関する研究は増加しているが,看取りの時期については焦点化されていない。家族が援助を必要とする看取りの時期の支援方法を明らかにしていく必要がある。これまで確立されていない在宅がん患者の看取り期の家族の対処に焦点化した看護援助プログラムを開発することは学術的意義がある。 同時に、日本人の死亡数におけるがん患者の割合が大きいことに加え、超高齢化に向かう社会状況や財政状況などを背景に医療の場が施設から在宅へ移行される傾向があるため、在宅でがん患者を看取る家族への支援を確立することの社会的意義は大きい。
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