発達障害児の成長・発達を促すためには、父親自身が、人間的に成長・発達し、発達障害児の成長を支えるサポーターとして成長するために、父親を対象とした支援プログラムが必要であること、プログラムを実施する上で、育児を担うために必要な父親の能力(コミュニケーション力、対人関係を築く力・保つ力、意識・情緒・行動パターン等)に配慮する必要があり、これらを網羅するプログラムの開発は、父親がより良く育児に関わり、子どもや配偶者と良好な関係性を構築につながり、家族基盤の安定・強化となる。また、父親の育児困難感の軽減や、発達障害児の成長・発達を促進することに寄与できる。
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