研究課題/領域番号 |
19K19745
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 天使大学 |
研究代表者 |
伊藤 治幸 天使大学, 看護栄養学部, 准教授 (70457737)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 酸化ストレス / Daily Hassles / d -ROMs / 精神的ストレス / GHQ |
研究成果の概要 |
研究期間を通して、146名の被験者からデータを収集した。d-ROMs値は329.6±69.5(CARR U)であった。d-ROMs値は、性別、DHS得点、GHQ12得点、BMI、ホルモン剤の使用、CES-Dと正の関連がみられた(p<0.05)。重回帰分析の結果、酸化ストレスに影響を及ぼすことが報告されているホルモン剤の使用、年齢、BMI、CES-Dなどの影響要因を補正しても、DHSはdーrROMs値に有意に影響を及ぼしていた(p<0.05)。d-ROMsによる評価は、生体内の酸化ストレスの状態を包括的に示すことから、日常の些細なストレスが酸化ストレス産生に影響を及ぼしていることが推察される。
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自由記述の分野 |
精神看護学 公衆衛生学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を通して、日常生活の些細なイライラの程度が酸化ストレスと関連する事が明らかとなった。精神的ストレス及び酸化ストレスは、日常生活を送る上で避けられない事柄である。したがって、酸化ストレスの発生を抑制する上で日常の些細なイライラを軽減していく事は重要である。さらに、メンタルヘルスの予防だけではなく、心身両面の健康の維持のために日常のストレス管理が必要であることを生物学的指標からの裏づけることになるため重要な意義があると考える。
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