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2021 年度 研究成果報告書

心理社会的要因からみた筋骨格系疼痛の発症メカニズムと、疼痛の地域間格差の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19K19818
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関山形大学

研究代表者

池田 登顕  山形大学, 医学部, 講師 (20804917)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード疼痛
研究成果の概要

社会経済状況はライフコースに渡って、人々の様々な健康状態に影響を及ぼしている。社会経済状況が人々の健康に及ぼす影響は、構成効果と文脈効果が知られている。本研究は、様々な疫学調査データを用いて、様々な社会経済状況を表す指標や社会経済状況と関連性のある可変的な要因(運動習慣など)が疼痛や疼痛と関連のある疾患などにどのような影響を及ぼすかどうかを検証した。本研究により、社会経済状況や社会経済状況に大きく影響される個人の生活習慣、心理的要因などが様々な症状や症候群と関連することが明らかになった。今後、社会経済状況による格差是正のための政策が求められる。

自由記述の分野

リハビリテーション医学

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本では様々な健康指標で、都道府県や市町村間の地域格差が存在している。「健康寿命の延伸と健康格差の縮小」は、平成25年度からの「健康日本21(第二次)」の基本的方向の第1番目にて明言されており、重層的な対策を検討する必要がある。
本研究により、疼痛や疼痛と関連性のある疾患や疾病においても社会経済格差があること、おおくの環境的要因の影響を受ける可能性があることを示した。今後、社会経済状況による格差是正のための重層的な政策や支援がますます重要になることを示すことができた。

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公開日: 2023-01-30  

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