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2020 年度 研究成果報告書

リズム聴覚刺激による歩行学習の促進・保続効果と神経生理学的背景の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19K19866
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関京都大学

研究代表者

北谷 亮輔  京都大学, 医学研究科, 客員研究員 (70805811)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2021-03-31
キーワードリズム聴覚刺激 / 歩行学習 / 歩行適応 / リハビリテーション
研究成果の概要

本研究は歩行の対称性の改善にエビデンスのあるリズム聴覚刺激に着目し、フィードバック方法としてリズム聴覚刺激を用いた歩行適応による歩行学習の促進効果と保続効果を検討した。リズム聴覚刺激により適応課題中に対称的な歩行が誘導されることで、歩行学習の後効果が促進され、再度適応課題を行った際に保続効果が大きく生じていた。リズム聴覚刺激を用いることにより、課題時間が短い場合でも再度適応課題を行った時に同程度の保続効果が得られ、課題時間を短縮することが可能であった。

自由記述の分野

リハビリテーション

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究はリズム聴覚刺激による歩行学習の促進効果と保続効果を検討した初の取り組みである。リズム聴覚刺激は他の外的フィードバック方法よりも臨床現場で簡便に使用出来る利点がある。リズム聴覚刺激を歩行適応課題中に用いることで学習効果が促進されるだけでなく、保続効果が向上し、課題時間が短くても同程度の保続効果が得られた。本研究成果により、歩行持久力の低下のある有疾患者に対するリハビリテーションとして、リズム聴覚刺激を用いた歩行適応課題の有効性が示唆されたことから、学術的意義だけでなく社会的意義が高いことが示された。

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公開日: 2022-01-27  

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