本研究の目的はなりすまし検出技術の精度を向上させることで、セキュアな音声対話技術を実現することである。本研究で想定しているなりすまし攻撃はスマートスピーカーなどの声で操作する音声対話システムであり、これらのシステムを使用する際の個人情報を保護するための個人認証に関する研究及び音声情報自体のセキュリティに関する研究を行った。研究の成果として、ステレオチャンネル音声を用いたなりすまし検出に関する発表を国内外の学会で発表し、国際論文として発表したことや、世界的にも新しい音声のプライバシー保護に関する研究に関する論文発表などを行った。
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