本研究の目的は研究者の連携を促すための対話の手法の開発であり、研究者が研究内容を視覚化し、それらを用いて対話する「視覚的対話」を特徴とする。本研究の成果を4つの工程ごとに述べる。1.協働デザインの分野における視覚的な対話手法を文献調査によって比較研究した。2.学際的研究に関する文献調査及び複数の大学の研究者や研究支援者にインタビュー調査し課題を明らかにした。3.複数の視覚的対話ワークショップ(以下、WS)の設計と開発をした。例えば、研究内容をモノ化したり、表現したものを組み合わせるプログラムがある。4.複数機関でWSを実施検証し、WSプログラムをウェブサイトに公開した。
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