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2021 年度 研究成果報告書

長期的な因果関係に基づく類似出来事の検出に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19K20631
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分90020:図書館情報学および人文社会情報学関連
研究機関拓殖大学 (2021)
東京都立大学 (2019-2020)

研究代表者

澄川 靖信  拓殖大学, 工学部, 助教 (70756303)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード歴史情報学 / 計算論的歴史学 / 情報検索 / 図書館情報学 / 因果関係 / テキストマイニング / 歴史学習
研究成果の概要

因果関係を表す出来事列同士の類似度を評価するアルゴリズムの設計と実装を行い、その成果をまとめた論文を国際会議WI-IATで発表した。
この成果を利用するために、過去の因果関係を類推的に利用して現代の因果関係を学べる学習環境を構築するためのデータセットの整備、クラスタリングや分類のアルゴリズムを実現し、国際論文誌IJDLやApplied Sciencesでその成果を発表した。
最後に、本成果を利用したチャットボットをTwitter上で実装し、学術的価値を議論した内容を論文としてまとめたところ、DEIM2020優秀論文賞の受賞、データ工学研究専門委員会推薦論文として電子情報通信学会論文誌に掲載された。

自由記述の分野

計算機科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

歴史を学習することの意義は世界中で認められている。実際、多くの先進国では小学校から歴史を学ぶ授業が開講されている。しかし、「歴史は繰り返す」という言葉があるように、過去の知見を現代で活用できる場面が多く存在している。
本研究成果は、現代と過去の類似する因果関係を検索するアルゴリズムと、因果関係を検索した学習環境の実現に向けた基盤となるデータセットや環境を実現した。

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公開日: 2023-01-30  

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