本研究は、①小規模多機能型居宅介護(以下、小多機)における家族介護者の心理的側面を含む支援の取り組みの現状を把握②家族介護者の支援について分析的に図式化を図る③小多機における家族介護者の心理的側面を含む支援の有効性の検証を目的とする。 この目的の達成のために平成30年度は、文献研究と全国の小多機事業所の5,082か所(2018年10月現在)を対象に量的研究を行った。令和1年度は、量的研究で質的研究の承諾が得られた小多機事業所の139か所中で14か所の専門職を対象に質的研究を行い、現在分析している。また、全て研究の結果から小多機における家族介護者の支援の有効性の検証のため分析作業を進めている。
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