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2019 年度 研究成果報告書

幼児における発話と身振りの統合的理解の処理過程:指示語発話を用いた実証的検討

研究課題

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研究課題/領域番号 19K21015
補助金の研究課題番号 18H05823 (2018)
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金 (2019)
補助金 (2018)
審査区分 0110:心理学およびその関連分野
研究機関松山東雲女子大学

研究代表者

三宅 英典  松山東雲女子大学, 人文科学部, 講師 (20826581)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2020-03-31
キーワード映像的身振り / 視線 / 指示詞 / 統合的理解 / 幼児期
研究成果の概要

3歳から6歳の幼児を対象に,動作について発話と身振りで表現するメッセージビデオを提示し,その後,4つの選択肢からメッセージと最も一致するものを選択させた。この際,ビデオや選択肢を見ている最中の参加者の視線を計測した。
その結果,幼児はビデオでは身振りよりも顔に視覚的注意を向け,選択肢では,正答選択肢に最も視覚的な注意を向けていた。また,統合を促進する指示詞の効果が視線に反映されていた。

自由記述の分野

発達心理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義は,幼児が発話と身振りの情報を同時に考慮してメッセージを理解しようとする際における発話と身振りの統合過程を視線から明らかにした点にある。また,社会的意義は,幼児期のコミュニケーションにおいて聞き手が話者のどこを見ているかという点が,聞き手の統合的理解の状態を把握するうえで手がかりになる点を示したことである。

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公開日: 2021-02-19  

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